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その他の業界におけるブロックチェーンの導入事例

非金融ブロックチェーン研究所 » 導入事例から見る 「非金融ブロックチェーン」の活用法 » その他の業界におけるブロックチェーンの導入事例

ビットコインなど仮想通貨の普及で注目されたブロックチェーン。近年は製造や建築、保険など、非金融領域で実用に向けた取り組みが進んでいます。一方、総合商社やイベント会場など、その他の業界・分野でもブロックチェーンの導入や活用方法が模索されています。ここでは、その他の業界におけるブロックチェーン導入事例をいくつかご紹介します。

その他の業界における「非金融ブロックチェーン」の活用

その他の業界でも、多種多様なブロックチェーン活用の取り組みが実施されています。例えば、デジタルチケットの導入にブロックチェーンを活用するケースもあれば、データの信頼性担保への応用を模索しているケースもあります。

ブロックチェーンは、幅広い分野に応用可能な技術であり、業界の仕組みそのものを変える可能性すらあります。大きなポテンシャルを持っており、その他の業界でもイノベーションに繋がることが期待されます。

その他の業界の導入事例・ユースケースを掲載している
おすすめの開発会社

TIS

TIS株式会社公式サイトTOP画面のキャプチャ
引用元:TIS株式会社(https://www.tis.co.jp/)

TISは国内大手システムインテグレーターです。ここでは、同社が手がけたブロックチェーンの導入事例をご紹介します。

豊田通商の事例

総合商社の豊田通商は、ブロックチェーンを使ったクラウドサービス「BunkerNote」を構築しました。BunkerNoteは、船舶向けの燃料の受発注を一元管理するサービスで、バンカーオイルの商流の電子化を促進するものです。データの管理にブロックチェーンが使用されており、リアルタイムでの取引状況把握が可能になります。また、電子化により受発注作業の負担が軽減され、業務の迅速化も実現されます。

ブロックチェーンはデータの原本性や耐改ざん性があるため、紙よりも高い信頼性が担保されています。これにより、従来の紙に比べて透明性のある取引を実現できます。

参照元:TIS公式サイト(https://www.tis.co.jp/news/2021/tis_news/20210729_1.html

TISの会社概要

会社名 TIS株式会社
本社所在地 東京都新宿区西新宿8-17-1
電話番号 0800-600-9810
業務内容 ソフトウエア開発、アウトソーシングなどのシステムインテグレーション
公式URL https://www.tis.co.jp/

IBM

日本アイ・ビー・エム株式会社公式サイトTOP画面のキャプチャ
引用元:日本アイ・ビー・エム株式会社(https://www.ibm.com/jp-ja)

さまざまなソリューションを手がけるIBMでは、ブロックチェーンの導入支援も行っています。これまでの同社の取り組みから、デジタルチケットに関するブロックチェーンの事例をご紹介します。

Arsht Centerの導入事例

Arsht Centerは、アメリカのマイアミにある芸術センターです。同センターでは、2020年にTrue Ticketsを利用して非接触型のデジタルチケットを提供しました。チケットはモバイルに配信され、チケットの手渡しが不要になるなど、利用者の利便性向上に寄与します。

このチケットはブロックチェーンが活用されており、暗号化によりチケットのセキュリティが保たれています。また、トレーサビリティによって公正な価格が保証され、詐欺から保護されているのも特徴です。日本でもチケットのデジタル化は進んでいますが、ブロックチェーンを利用すれば、チケットの安全性・信頼性向上が可能になります。

IBMの会社概要

会社名 日本アイ・ビー・エム株式会社(米IBMの日本法人)
本社所在地 東京都中央区日本橋箱崎町19-21
電話番号 03-6667-1111
業務内容 コンピュータ関連サービス、ハードウェア・ソフトウェア開発など
公式URL https://www.ibm.com/jp-ja

サスメド

サスメド株式会社公式サイトTOP画面のキャプチャ
引用元:サスメド株式会社(https://www.susmed.co.jp/)

サスメドは、ブロックチェーンを活用した臨床試験システムの開発・販売や、治療用アプリの開発などを手がける会社です。ここでは、同社のブロックチェーンに関する事例をご紹介します。

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターの事例

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センターは、2022年にサスメドと共同でレジストリデータの活用に関する研究を始めました。同研究では、精神疾患レジストリ事業で収集したデータにブロックチェーンを使用し、データ公開・共有ができる仕組みの構築を目指しています。

暗号化可能なブロックチェーンを利用することで、患者の個人情報の漏えいリスクを低減できます。また、ブロックチェーンは改ざんに強いため、人手よりもデータの信頼性を担保できます。

参照元:サスメド公式サイト(https://www.susmed.co.jp/news/post/1412/

サスメドの会社概要

会社名 サスメド株式会社
本社所在地 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル10F
電話番号 公式サイトに記載なし
業務内容 ブロックチェーンを活用した臨床試験システムの開発・販売、治療用アプリの開発など
公式URL https://www.susmed.co.jp/
ブロックチェーン導入を検討するなら、事例はもちろん“自社に適したプラットフォーム選び”も大事

非金融ブロックチェーンをパーミッション型で導入するなら「ユースケースに合ったプラットフォーム」を選ぶのがおすすめ

ブロックチェーンは、元々暗号資産などの金融領域で活用されていた技術です。各プラットフォームには特性があり、業界・分野によって向き不向きが分かれます。そのため、知名度や開発コストのみで決めようとせず、得意な分野やユースケースなどを総合的に判断し、自社に適したプラットフォームを選びましょう。

代表的なプラットフォーム3つに特化した 開発会社3選

3つのプラットフォームは、それぞれ日本国内での導入実績が多数ありますが、選ぶ際は開発会社を慎重に決めることが重要です。自社に適切なプラットフォームを選ぶには、システム構築はもちろん、その後のデータ活用やマーケティング戦略など、幅広いコンサルティング相談に対応している開発会社を選ぶ必要があります。ここでは、各プラットフォームに特化したおすすめの開発会社をご紹介します。

[各プラットフォームの対応領域について]
GoQuorum…「非金融領域」「金融領域(暗号資産以外)」「暗号資産」の領域に対応。
Hyperledger Fabric…主に「非金融」「金融(暗号資産以外)」の領域に対応。
Corda…主に「金融(暗号資産以外)」の領域に対応。

▼横スクロールできます▼
開発会社 トレードログ 日本アイ・ビー・
エム
TIS
対応プラットフォーム
GoQuorum
Hyperledger Fabric
Corda
ユースケース
  • ・サプライチェーン
  • ・銀行および金融サービス
  • ・国際貿易と商品相場
  • ・高級ブランドの真贋証明
  • ・銀行間情報ネットワークなど
  • ・貿易金融
  • ・銀行
  • ・非接触型電子チケット
  • ・医薬品のサプライチェーン
  • ・教育と訓練
  • ・スマートエネルギー管理など
  • ・キャピタルマーケット
  • ・貿易金融
  • ・サプライチェーン
  • ・不動産
  • ・デジタルアイデンティティ
  • ・デジタルアセット
  • ・エネルギー
  • ・ヘルスケア
  • ・保険
  • ・GovTech
  • ・通信など
主な利点
プライベート
トランザクション
実行するノードを指定したトランザクションであり、トランザクションの実行結果は、指定されたノードにのみ保持され、データの秘匿化が可能。
コンセンサス
アルゴリズム
複数の情報管理者がいる状況下でも、データの改ざんや不正がなく、正しく取引が承認されます。
開発コストを抑制
フルマネージドサービスのAzure Blockchain Serviceやイーサリアム向けの開発ツールに対応しているため、開発コストの削減が期待できます。
機密性の高い取引
共有したいデータのみを、共有したい当事者に公開します。
プラグ可能な
アーキテクチャー
業界ニーズに対応するためのブロックチェーンの調整には、汎用的なアプローチではなく、プラグ可能なアーキテクチャーを使用
開始が簡単
チームが現在使用している言語でスマート・コントラクトをプログラムできます。カスタム言語やカスタム・アーキテクチャーの習得は不要です。
プライバシーの担保
取引を全ノードで共有することはせず、必要なノード間でのみ共有するため、他社に自社の取引内容を知られることがありません。
インターオペラビリティ
Corda上で動く複数のアプリケーション間でデータの移転や連携ができることで、複数システム間をシームレスにつなげることが可能です。これによりバリューチェーン融合が可能。
スケーラビリティ
Cordaは関係者ノードとの通信であるため、トランザクションの並列処理が可能で、処理速度はネットワークサイズに依存しません。
「開発会社」の
特徴
非金融領域に特化したブロックチェーン導入をしており、GoQuorumに精通している。 Linux Foundation Hyperledgerプロジェクトの創設メンバーであり、許可制ブロックチェーン・ネットワークの認定フレームワークであるHyperledger Fabricの開発に協力している。 米国R3社と資本・業務提携している。
公式サイト
[代表的なプラットフォーム3選の選定基準]
ブロックチェーンなどの分析を手掛ける「Blockdata(https://www.blockdata.tech/)」による2019年4月のレポート「Forbes ブロックチェーン 50 の分析」(参照元:https://www.blockdata.tech/blog/general/breaking-down-the-forbes-blockchain-50)のうち、最も人気のある開発プラットフォーム上位3社をピックアップ。
※1位の「Ethereum(イーサリアム)」は暗号資産メインのため、ここではEthereumをtoB企業向けに改編した4位の「Quorum」を選出。
[各プラットフォームに特化した開発会社3選の選定基準]
「ブロックチェーン」「開発会社」「ベンダー」でGoogle検索して表示された非金融領域でのブロックチェーンを開発している開発会社35社のうち、下記条件に合致している開発会社をピックアップ。
トレードログ:公式サイトに導入実績を公開しており、かつGoQuorumの実績掲載数が一番多い。
日本アイ・ビー・エム:公式サイトに導入実績を公開しており、かつHyperledger Fabricの実績掲載数が一番多い。
TIS:公式サイトに導入実績を公開しており、かつCordaの実績掲載数が一番多い。
どの開発会社も専門的な知識があるので
安心できそうだね!
でも大企業ばかりだし、開発費用も莫大なんじゃないかしら。その点はちょっと不安ね。
適したプラットフォーム選びから
データ活用まで、相談したい場合には…

「ブロックチェーン技術を非金融領域に導入したいけれど、どんな開発会社に相談していいかわからない…」そんなときは、代表的なプラットフォームを使った非金融ブロックチェーンの導入実績がある開発会社を選ぶのがポイントです。適切なプラットフォーム選びはもちろん、構築後のデータ活用、マーケティング戦略など、さまざまな相談にのってもらえるコンサルティング対応の開発会社であれば、さらに安心です。